うつ状態 うつ病

うつとは?

うつ病は、さまざまな理由で起こり、原因が見当たらないこともあります。

典型的な症状や経過を経ず、亜型や非定型が多いことでも有名です。

誰にでも起こりうる症状を、その重大さや、期間、特徴的な症状から診察します。誤診を減らすには、中堅以上の精神科医が必要です。

うつ・うつ状態・抑うつ・うつ病・大うつ病など様々な呼び方があり、疾患概念が不安定で、「うつ」とは何なのか、皆様困惑されるのも当然です。

発展途中の分野ゆえご容赦ください。また、新型うつ病という呼び名はマスコミ・社会病名で、医学的には存在しません。(HSPもしかり)

 

うつの原因は?

うつ病を引き起こす原因はひとつではなく、多くのことが重なり、合わせて一本の形で発症します。

環境要因、性格傾向、遺伝的要因、慢性的な体の病気、ホルモンの変化などが、原因の1つとして考えられます。
この中で、環境要因とホルモン変化については調べれば解決するものがあります。

環境のストレス因は、職場・家庭・経済面・子育て・介護・所属するコミュニティの対人関係などがあり、
加齢・老化や、ご病気もストレス因となります。

仕事のストレス因が大きい方は、「働く人のうつと不安・適応障害」リンクをご覧ください。

時には漫然としたストレスや、無意識的に押し込め、ストレスに気づいていない状態もございますので
診察で病状や対策の評価を受けると良いでしょう。

 

症状

気分の落ち込み、憂うつ、焦り、億劫、やる気が出ない、眠れない、食べれない/食べすぎ、眠れない/寝過ぎ、
頭が回らない、考えられない、忘れ物、集中できない、仕事や家事の効率が落ちる、楽しめない、関心・興味がもてない、
自然と涙が出る、イライラ、怒りっぽい、など多くの症状が現れます。

不眠はほとんど必発です。

また、頭痛、肩こり、動悸、胸の圧迫感、飲み込みづらい、喉の違和感、息苦しさ、胃のむかむか、胃痛、下痢など様々な体の症状をよく合併します。
7割程度の患者様は、最初に内科や耳鼻科などを受診した後に、心療内科を受診されます。
就労されている方は、会社の勧めや、いよいよ出勤できなくなってから受診される方が多いのですが、不調を感じ早めに受診される患者様は、早期治療にて病気が改善しやすい傾向が強いです。

 

うつ病を治すにはどうしたらいいですか?うつ病の病気・薬との付き合い方

  残念ながらうつ病を自力で治すには2年間程度かかり苦痛・困難を極めます。
ただし専門医による治療を受け正しい生活リズム・適度な運動・適度な休養・認知行動療法などを行い、そしてサポートする薬を飲むことで、健康な人に近い生活を送る事が可能です。
就労もできます。残業は避けた方が良いでしょう。

 

治療法

うつ状態に効果のある治療法はたくさんあります。生活習慣治療や認知行動療法に効果はありますが、中でもお薬の即効性は目を見張るものです。
・精神科や心療内科で十分な研修をせずに、「心療内科」と標榜し、抗うつ薬など精神に作用する薬を処方する医師にはお気をつけください。重大な誤診や有害事象がしばしば起こっています。

 

→リンク 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト」

→リンク 精神神経学会 野村総一郎先生に「うつ病」を訊く