特徴

4/11(木)は臨時休診です。
GWの祝日、4/29(月)、5/3(金)、4(土)、6(月)は暦通り休診します。

・マスク着用にご協力ください。

当院の特徴

心療内科の医師と、内科の女性医師が診療し、心と体を協力して治します。野江内代駅から1分です。

  • 心療内科は、落ち込み、やる気が出ない、疲れやすい、楽しめない、眠れない、不安、などを診察します。
  • 内科は、かぜ 胃腸炎 便秘症 花粉症 鼻炎 高血圧 糖尿病 高脂血症 高尿酸血症など一般内科や、腎臓疾患を診察します。
  • 車イス対応可 ・駐輪場あり

 

診療時間

午前9時〜12時 午後4時〜7時 (受付は5分前まで)

休診日 土曜午後 水曜日 日曜日  祝日

午前


◆(隔週)
午後

〇は心療内科、精神科(事前予約優先) ◆は 女性医師の内科、腎臓内科 ★は非常勤心療内科(隔週)

午前11:30~午後12:00 午後 5:00~5:30 は初診優先

初診の方はこちら→をご覧ください。

 

「精神疾患はよくなりますか?」

こころの病を見渡せば、正しく学び治療すれば、薬は効きやすく、症状は改善しやすいものです。
良い支援を受ければ社会復帰ができると私たちは考えています。能力ギリギリまで頑張る状態が続くと、悪化します。「腹八分ならず心八分」「良い塩梅」「ゆとり」を意識してくださいね。

精神疾患が治るとき

「治る」とは?

「治る」には、症状がなくなった、薬が不要になった、再発の恐れがなくなった、など多くの段階があります。
昔から病名には、急性、一過性、良性、などの枕詞があるように(一過性=すっと良くなって再発しないこと、良性=悪化しづらい)
精神疾患にも、一過性、良性のものがある事をお伝えいたします。

寛解と回復

治療で症状が消えさった状態を「寛解」、寛解が数カ月以上続けば「回復」といいます。
お薬を飲んで通院していても、寛解、回復です。治療が終わり5年以上症状がない人は、「治った」と言えるでしょう。

糖尿病や高血圧においても、治療を続け血圧や血糖値が安定すれば寛解と言いますね。

不安やうつが減り、自分でコントロール可能になれば寛解で、多くの方は復職し、通院を終える方もいらっしゃいます。
後は、年に一度のストレスチェックテストで、精神衛生のチェックを受けましょう。

真の回復

精神疾患では、症状が改善し、ほぼ思い通りに行動ができ、家事や復職・就労など自分の居場所やコミュニティができる事を「真の回復」と呼びます。
うっすらと頑固に残る症状も多いため、症状を完全に消し去る事より、日々の社会生活がうまくいっているかを重視しましょう。

自分に出来る事や、得意なことから始める発想を「ストレングスモデル」と呼びます。
「治る/治らない」よりも、「満足できているか・楽しめているか」を大切にしてみてはいかがでしょう。

家族や医療者は、あなたの自立を支援し、社会復帰を手伝います。
社会復帰とは平たく言えば、仕事ができてお金を稼げることや、家事や育児など求められた役割を果たせる事です。

私たちは、治療のゴールを社会復帰と捉え、復職をお手伝いする産業医学も学んでいます。
ほぼ10人に1人がうつ病になる時代、企業も大きく意識が変わり活躍できる場所が増え、回復する人が増えています。

診療理念

    • 気軽に行けるクリニック

      ご病気なのかどうか、まず調べましょう。
      一歩手前なら予防し、ご病気なら治療しましょう。
      こころの医療は生活の基盤です。

      詳しく

      初期に治療を始めてメンタル不調の害を減らしましょう!

      ありふれたメンタル不調は、時には自然に治りますが、多くはじわじわと悪化します。
      脳や自律神経、気持ちや心のバランスが崩れ、自分の頑張りだけではどうにもならない状態となります。
      偏見や誤解で放置すると、治りが悪くなり、数カ月以上も動けない、働けないなどの被害をこうむります。
      早めに治療を始めれば、復学、復職はもちろん、休学や休職せずに、働き・学びながら治療を続けることも可能です。

    • 一人ひとりに合った治療法

      こころの医療は、必要な枠組みの中で オーダーメイド医療を続けてきました。
      皆さまの治りたい力をお手伝いします。

      詳しく

      自助努力とは、病気を治すために自分でできる工夫や考え方です。
      自分に合った生き方を見つけるための手助けとなります。

      1. 良い生活習慣で過ごす

        患者様の多くは、睡眠や食事の生活習慣が乱れています。
        病気を治すため生活習慣の改善はとても重要です。
        朝起きて夜寝る、食べ過ぎない、といったことから、「何事もやり過ぎない」養生のコツを学びましょう。
        「及ばざるは過ぎたるに勝れり(徳川家康)」です。

      2. 良いストレスを保つ

        多すぎるストレスではまいってしまい、少なすぎるストレスでは生きていく意義が感じられません。
        人は「誰かに必要とされる適度なストレス」に喜びを感じるようです。

      3. 回復支援プログラム(リワークやデイケア)へしっかり参加する

        良い生活習慣を身に付けるためには、トレーニングが必要です。しっかり参加して生活リズムを作りましょう。

      4. 症状と対処法についてよく知る

        こころの治療には100年以上積み上げられた経験知があります。わかりやすく、症状や対処法の説明をします。

      5. 直感と論理を併用して洞察する

        医療者と共に、直感にも論理にも良し悪しがある事を知り、よいとこどりをしましょう。

      6. 心因はおおむねありふれたこと

        お金の心配・健康の不安・家族や対人関係トラブル・孤独・気苦労・気疲れ・気配りのしすぎ・心配性・とらわれ・こだわりなどです。症状が落ち着き、変えられる原因があれば解決しましょう。

      7. クールな頭と、温かい心(アルフレッド=マーシャル)、福沢諭吉の「智徳」

        冷静な判断と、温かい気持ちを忘れないように心がけています。

      8. 必要な紹介

        当院でできないこと、わからないことは専門家へご紹介します。紹介状をお書きしますので、お申し付けください。

    • 治療への努力をする

      私たちは、良い結果・良い診断・良い治療を通じ、「社会復帰へのお手伝い」をいたします。

      詳しく

      良い結果

      良い結果を出せるように集中します。
      初めは「右手で薬を整え、左手で心を支える」ようにします。

      1. 病状の評価をして、まず「苦しみと辛さ」を和らげましょう(お薬がよく効きます。8~12週間)
      2. 次に精神(心理)療法・行動療法で、考えやライフスタイルのクセを話し合い、修正します。
      3. 最後に、再発予防を学びます。

      薬にも心理にもこだわりすぎず、バランスよく適量を使いましょう。「いい塩梅」を目指しましょう。

      良い診断

      不調の原因が体にあるかどうか調べるために、体の検査は必須です。
      また、最新の診断基準(DSM-5, ICD-11)と、伝統的な診断法を用い、最も「役に立つ」診断をします。

      良い通院と、良い治療

      人生の寄り道
      メンタルクリニックは必ずしも一生通う場ではありません。寄り道をして、数回の通院で卒業される方もいます。

      原因探しにこだわらない
      原因探しは、治療に役立つことも、有害なこともあるため、こだわりません。

      互いに信用し、気が楽な生活を過ごすために決まったペースで通院してください。
      「急がば回れ」が、良い卒業につながります。

院長の特徴

  • こころの医師として多彩な経験

    東京・大阪・兵庫・オーストラリアの総合病院で精神医療を行い、同時に2002年~2019年には内科クリニックの心療内科医として、こころの医療に従事。
    また、企業でメンタルヘルス産業医を続け、働く人の産業医としてメンタルウェルネス(詳細はこころの耳)に注力。

  • 本質に近づく診断

    • 精神科のハード救急から社内の相談所まで幅広く、心が疲れた人と話し合ってきた。
      虐待、家族不和、過労、脳の損傷による症状まで診療。
      治療につながる診断を行い、「脳の神経を休め、こころを癒す」よう心がける。
    • こころの安定のために、「楽しむ」指導を行っている。

※ 必要な情報を得られるようリーフレットを準備しています。